山歩(さんぽ)
2019/06/14
コラム
私は、40代まで、北アルプスを中心に大学時代の友人と年1回、2泊程度の登山を実施していました。前厄の年に烏帽子岳(北アルプスの一部)へ向かう稜線から滑落して
「これが死ぬ瞬間か?」
と思いましたが、背負っていたザックの方が重いため、ザックが先に地面につき、クッションの役割を果たしたと思われ、捻挫程度で自ら、崖を這い上がって、事なきを得ました。
下山の折、友人が岐阜県警にヘリの要請ができるかを聞いてもらったのですが、あいにく
「別の事案で飛ばせない」
とのことから、足を引きずりながら下山したことがありました。下山後は半年ほど医者へリハビリに通い、全快後も何度か登りましたが、50代頃から行かなくなりました。
今は、一人で登山する勇気もなく、もっぱらさんぽ(山歩)と称して、地元各務原市の丘陵地(各務原アルプス)を週1回程度歩きます。
週末のいつものコース
自宅から自転車で伊吹の滝(G地点)まで15分、伊吹の滝からD地点まで一気に歩き、ここでUターンし、伊吹の滝から自宅へ戻る約100分のコースです。
山の光景
山からの光景はいつも同じですが、日の光は早朝の木陰からの木漏れ日は黄金色に輝き、日が上がってくると白銀になり、夕刻は赤く輝き、いつ行っても気分が晴れます。
6月頃は、そこかしこで、鶯が鳴いており良い雰囲気です。皆さんも是非歩いてください。
権現山の標高は319m(市内最高峰)で、山頂には多度神社が祭られており、126段の石段が待ち受けます。山頂からは360°のパノラマを望み名古屋高層ビル群、白山、伊勢湾まで見渡せます。
各務原アルプスを縦走するコースもありますが、まだ踏破できずにいます。